子どもとデュエル 親子で楽しむ初代遊戯王ガイド

こんにちは!トレモール店長です。

親子で遊戯王を楽しむ時代が来た!

あの頃、夢中になって遊んだ 『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』――
トレモール店長の私も、子どもの頃は夢中で遊んでいました。
しかし、大人になって様々な趣味や娯楽との出会い、あるいは仕事に没頭する中で、いつしか影が薄れてしまったのも事実です。

そんな私も子宝に恵まれ、子育てをしながら仕事に励む父親でもあります。
今、私のように「今度は自分の子どもと一緒にデュエルを楽しむ」 という新しい楽しみ方ができる方もいらっしゃるでしょう。

かつて遊戯や海馬、城之内のデュエルに憧れ、「自分もこんなデュエルがしてみたい!」 と胸を躍らせたあの日々を、今度は 「親子で一緒に体験する」 ことができるのです。

新たな物語の始まり

初代・遊戯王の原作は主に友情や信頼がテーマになっています。
武藤遊戯の祖父として武藤双六は登場しますが、「親子」という意味では海馬の方がストーリー性があります。
とはいえ、物語の中心的なテーマでは無いように思います。

親子で楽しむ時間

親子で遊戯王カードを楽しめる時間は、まさに原作にはない、私たちのオリジナルストーリーではないでしょうか。

私自身も、かつて遊戯王に熱中していた世代の一人ですが、最近は 「子どもと一緒にデュエルする楽しさ」 にすっかりハマっています。
当時は友達と放課後にデッキを持ち寄って遊んでいましたが、今は子どもと一緒に 「家族デュエル」 を楽しんでいます。

と言っても、我が家の場合、まだ子どもが小さいので細かいルールは理解していません。
カードの名前と技の名前を叫ぶだけの、いわば「ごっこ遊び」です。
もう少し成長して本当のデュエルに興味を持つかは分かりませんが、無理強いする気は一切ありません。

ただ、もし本当にルールを理解して覚えようとするなら、嬉しい限りです。

このように、親子でデュエルをすれば、「一緒に考え、戦略を練り、勝った喜びを共有する」 という、かけがえのない時間を過ごすことができることでしょう。

初代遊戯王が親子デュエルにおすすめの理由

親子でデュエルを始めるなら、「初代の遊戯王カード」 が圧倒的にオススメだと私は考えています。

その理由は、「ルールのシンプルさと遊びやすさ」 にあると考えています。

初代の定義

ここでの初代とは、遊戯王カードにおける初期(1999年~2000年)と第2期(2000年~2002年)くらいだと私は考えています。
初期はホログラムなしで、モンスターカードのテキストと攻撃力・守備力の欄が半々でした。第2期はテキスト枠が長くなり、2:1くらいの割合になりました。

そして第3期からテキスト枠が大幅に増加し、攻守は一番下に「ATK/DEF」で表されるようになりました。

こうした歴史から見ると初期はもちろん、第2期くらいまでは「初代」のような位置づけと考えています。

ルールが直感的でわかりやすい

原作の初代ではルールが大きく2通りに分かれています。

王国編と、バトルシティ編以降です。
大きな違いは「ライフポイント」「ダイレクトアタック」「生贄召喚」。
王国編は生贄召喚なしだったので、いきなりブルーアイズやブラック・マジシャンなどを召喚できましたが、プレイヤーへのダイレクトアタックはできませんでした。
その分ライフポイントも2000となっており、攻撃表示の敵モンスターを倒したり、魔法や罠カードとのコンボが効果的でした。

バトルシティ編以降はライフが4000になり、プレイヤーへのダイレクトアタックができるようになった一方、星5以上の上級モンスターは星の数に応じて生贄が必要。
序盤は星4以下のモンスターを召喚する、といった展開になりました。

どちらのルールにせよ、カードの効果(説明のテキスト)もそこまで複雑ではなかったので、直感的で分かりやすいルールだったと私は感じます。

複雑なギミックも少なく、親子で楽しみやすい

現代の遊戯王カードは召喚で見てもリンク召喚、ペンデュラム召喚、エクシーズ召喚など多岐にわたります。
モンスターカードの大半は「効果」を持ち、通常カード(いわゆるバニラカード)は圧倒的に減りました。

モンスターが持つ効果と魔法、罠などを理解し、高度な戦略が必要だと思います。
正直、私も全く付いていけておらず、現代のデュエルルールは理解できていません。

しかし、初代なら「モンスター召喚と魔法・罠の駆け引き」というシンプルな戦略で十分楽しると思います。

カードの説明が短かったことで、様々な「解釈」ができた結果、今のようにガチガチの細かい説明文になってしまったことでしょう。
公式大会もあるので仕方ないと思いますが、親子で楽しむ範囲なら、そこまで複雑である必要はありません。

むしろ初代遊戯王カードの内容でも、十分に日本語の語彙力や記憶力、考える力は養われるでしょう。

「懐かしさ」と「新しさ」を共有できる

親は 「あの頃の懐かしさ」 を感じ、子どもは 「新しいゲームのワクワク感」 を味わえるので、親子の共通の話題にもなり、自然と絆が深まります。

楽しさと教育の両立

遊戯王カードは初代といえでも、覚える事が沢山あります。

効果モンスターや魔法・罠カードの理解をはじめ、儀式モンスターの召喚条件やライフポイントの計算など、大まかに言えば

・読解力
・記憶力
・計算力
・判断力

が必要と言えるでしょう。

こうした教育的な側面もありながら、

・勝負に勝つ喜び
・自分の思い通りにコンボが通った時の達成感

など、やはり"ゲーム"としての楽しさが味わえるのは重要です。

親子デュエルの楽しみ方とコツ

親子でデュエルを楽しむなら、「ルールを教えること」 以上に「デュエルを通して子どもと一緒に考え、楽しむこと」 が大切だと私は考えています。

まずはごっこ遊びでOK

私も今まさに子育て中なので、正解は分かりません。
むしろ、子育てに正解なんて無いのかもしれません。

とはいえ、とにかく楽しむことができれば十分です。

そういった意味で、我が家はまだ「ごっこ遊び」です。
とはいえ、子どもの記憶力は大したもの。
「ブルーアイズ・ホワイトドラゴン」や「攻撃表示!」など、カード名、技名、ドローなどのフェーズ、あっという間に言葉を覚えてしまいます。

※だからこそ、ちょっと過激な?カードは見せないようにするなど、工夫は必要ですね。

ルールを教えながら、徐々にレベルアップ

年長さんや小学生にもなれば、カードゲームとしてデュエルが成立するようになってくるのではないでしょうか。

最初は 「モンスターの召喚・攻撃」「魔法・罠の使い方」 という基本ルールから教え、慣れてきたら 「生け贄召喚」「融合召喚」 など、段階的にレベルアップさせていくと、子どももストレスなくデュエルを覚えられると思います。

「負けても楽しい!」を大切にする

親子でデュエルする際は、「勝ち負けよりも楽しむこと」 を優先したいものですね。
大人が手加減してあげるのも大切ですが、時には 「負ける悔しさ」「次こそ勝つというモチベーション」 を感じさせることも成長の一歩です。

デュエルでは引き分けもありますが、基本的には勝ち負けが付きます。
スポーツと同じで、勝つ人がいれば、その反対に負ける人もいる。

勝って兜の緒を締めよ、ではないですが、勝つことばかりに執着してはいけません。
負けた人の痛み、悔しさも理解できることで、人として成長できます。

また、負けたことで何が悪かったのか、そういった分析や反省する力も非常に役立つものです。

ルールを押し付けない

最初は間違えてもOK!
「楽しく覚える」 ことを最優先にするなら、あまり細かくルールを押し付けなくてもいいと思います。

特に最初のうちは、それこそモンスターの召喚は王国編ルールで、いきなりブラック・マジシャンやブルーアイズが出てきてもいいのではないでしょうか。

計算力が付いてきたら生贄召喚を適用したり、魔法や罠の発動タイミングも、たとえ間違っていても、場面的に間違っていなければOK、とする柔軟性を持っていたいものですね。

親子で遊戯王を通じて絆を深めよう!

自分が夢中になった遊戯王を、今度は子どもと一緒に楽しむ――
それは、親として 「あの頃の自分に戻る瞬間」 でもあり、子どもにとっては 「パパ・ママと一緒に新しい世界を冒険する時間」 です。

親子でデュエルをすれば、「共通の趣味を持つ喜び」 や「一緒に戦略を考える楽しさ」 を共有できるだけでなく、何より 「親子の絆が深まる」 こと間違いなしです!

私自身も、自分の子どもと真剣勝負(デュエル)ができる日を、楽しみにしています。

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